2025年09月03日 水曜日の投資指標になります。
今日の取引はいかがでしたか。60代の持て余した時間を利用して、趣味と実益を得るためには、投資が一番である。そこで必要なのが日々のデータを整理すること。一人で集めても面白くないので、皆さんにもご紹介します。
日本の情報
日経平均

本日の日経平均は、前の日に比べて371円60銭安い41,938円89銭でした。この大幅な下落は、前日の米国市場の下落を引き継いだ形での動きと見られます。それと日本政府の不安定さが、この下落にもつながっている感じがします。
TOPIX

本日のTOPIXは、前の日に比べて32.99ポイント低い、3,048.89ポイントになっています。米国長期金利上昇でのハイテク株売りが、東京市場でも関連株が売られてTOPIXを押し下げた模様。あと、日銀副総裁の講演での利下げを急がないとの姿勢が見られたことにより、金融関連にも売りが広がったようである。
日本国債10年利周り

本日の日本国債10年利回りは、前の日に比べて0.033%上がって、1.6330%となっています。ここにも日本の財政の先行きの懸念が数字として出ているのでしょう。
為替 ドル円

本日のドル円の為替は、前の日に比べて21.3銭高い148円56銭となっています。日本の政治的不安定(森山幹事長の辞任発表)や日銀の上田総裁と石破首相が市場動向や為替について協議したとのことから、利下げには慎重な姿勢と市場に伝わり、円安になった可能性があるのでしょう。
*森山幹事長は実際には辞任しない
騰落レシオ

本日の騰落レシオは、前日に比べて2.02%上がって、134.31%でした。昨日より僅かですが上昇しており、120%を超えているので、投資家心理は高い状態を継続しております。ただし、アメリカの不安感が日本にも到来しない保証はないので、気を付けなければなりません。
米国の情報
NYダウ

本日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前の日から2ドル49.07セント下がって、45,295ドル81セントになりました。米国債10年の利率とVIX恐怖指数と整合が取れます。市場での警戒感から株価が下落をしていると思われます。
米国 NASDAQ

本日の米国ナスダック総合指数は、前の日から175ドル92セント下がって、21,279ドル53セントになりました。理由はNYダウのところにも、記載しましたが市場の不安感の表れと思います。
米国 S&P500

本日の米国S&P500は、前の日から44ドル72セント下がって、6,415ドル54セントになりました。考えられる理由は、NYダウのところにも、記載しましたが市場の不安感の表れと思います。
米国債10年利回り

本日の米国債10年の利回りは、前日から0.007%上がって、4.280%となりました。上昇している理由も、トランプ大統領の関税政策のリスクや連邦準備制度(FRB)への政治圧力が債権市場への警戒感を高め、利回りが上昇しているのかも。
VIX恐怖指数

本日のVIX恐怖指数は、前日から1.05ポイント上がって、17.17ポイントでした。
VIX指数が10〜20と前日と同じレンジで終わりましたが、ここ3日間は連続上昇しています。これは、いろいろな原因が感変えられますが、トランプ大統領の関税政策が、8月29日に連邦巡回区控訴裁判所で違法であると判決を下したのがリスクとなった一つの原因だと思います。
まとめ
日本もアメリカかも政治に対する不安定さがあり、明日も同じような状況になると思われます。あとJOLT求人件数によって、為替は大きく動くかもしれませんね。
今後の注目する経済指標
23:00 [米国] JOLT求人件数(7月)
23:00 [米国] 耐久財受注(7月)
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グラフ出典:nikkei225jp.com
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