高年齢者雇用安定法第8条によって、日本の多くの会社は60歳が定年で65歳まで継続雇用制度が行われていると思われます。専門家では無いので、深く内容は知りません。
60歳になるにあたって、年金支給までの選択肢
いよいよ、60歳を目の前にして会社勤めをしている人は、悩むのではないでしょうか。それは、日本の年金制度は基本的に満65歳から支給が開始されるからです。
1.60歳で退職し、65歳まで何もしないで、手持ちの資金で暮らす。
2.60歳で退職し、アルバイト(個人事業も含む)で小銭を稼いで、手持ちの資金で暮らす。
3.60歳で退職し、年金の繰上げ受給を受けて暮らす。ただし60歳まで繰り上げると、年金の減額率が24%にもなってしまう。
4.60歳で退職し、転職して暮らす。
5.60歳以降も継続雇用制度を利用して、出来るだけ長く働いて暮らす。
選択肢のメリット、デメリット
1.長年の仕事の重圧から解放され自由になれるが、生活費などの金銭面での心配が発生する。
2.アルバイト等の仕事により、社会との繋がりが出来て、生活費等の金銭面の心配が減るが、人間関係や時間の束縛を受ける事になる。
3.60歳で繰上げ受給と65歳からの受給の損益分岐年齢は、「80歳11ヶ月」となります。この年寄り前に亡くなった場合は、60歳から貰った方が得となります。厚生労働省サイトを参考にするとちょっと古いですが、平成17年のデータからの平均寿命は、男78.79歳、女85.75歳。
4.この歳から、新しい環境にチャレンジして、リフレッシュ出来るが、大変な事も想像できる。
5.殆ど同じ環境が維持出来るが、役職定年や元部下が上司になるなど、同じ仕事内容なのに所得が下がる事がある。
のしかかる健康保険料、住民税の負担
会社を退職した場合に忘れてはならないのは、会社勤めをしていた時は会社が負担していた分まで健康保険料の支払いが、発生する。これがビックリするほど、高額である。そこで、年に1度程しか医療機関に行かない場合、健康保険料を支払わないと医療費が10割負担になってしまうが、その方が1年間の合計としては、安くなると考えてる事も可能である。男性の場合は、所得制限があるが、配偶者がまだ現役で働いている場合には、配偶者の扶養になると言う選択肢もある。
ハローワークに訪れて見たが、、、、感想。
退職した事もあり、再就職、雇用保険を受けるために、ハローワークを訪れ手続きを行なった。教育訓練給付制度があって、能力開発やキャリア形成をしてくれるとの事で、やりたい項目があったので申し込もうと話を聞いたら、若い人が対象ですので受講不可との事であった。老人だから、、、ダメ。
60歳でも応募出来る会社案内を見たが、私の思い込みと思いますが、給料が各都道府県最低賃金X出金日数でした。要するに世間的には人手不足と言われていますが、最低の賃金しか支払われないので就職しないですよね。
それでも数少ない給料が普通に頂ける企業に申し込みましたが、不採用でした。各企業は法律で65歳まで雇用するようになっているのですが、法律だから仕方無く雇用している傾向が強いと思ってしまいました。
最終的に選んだ選択肢は、、、、
最終的に選択した回答は、年金を65歳から貰うまで、気ままに自由に残りの人生を楽しむ事にしました。エクセルを使って、考えられる支出金額を計算した結果、85歳まで生きたとしてもゼロにはならなかったので、、、、。でも、ボケ無いかが大きな心配事です。
ランキングに参加しております。バーナーをクリックしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村
コメント