日本ヒューレッド・パッカードから販売されていた、HP−200LXと言うPCを覚えていますか。たま〜に、思い出します。ディスプレイは白黒でしたが、アプリアイコンを選んで、直ぐに色々な事が出来たんです。調べて見ると、1994年9月6日に発表された様です。もう30年前なんですね。
基本的に英語だけしか使えなかった
英語モデルしか存在しないこのPC。優秀な人たちによって、日本語化された事により小型ガジェット好きの人たちに広がり、私も手にする事になりました。その当時Loutus1-2-3と言う表計算ソフトが動き、電卓も関数計算が出来て、グラフまで書けました。
大きさも、手のひらサイズなので、カバンに入れて持ち歩く事が出来ましたし、小さいけれども、テキストでメモを取る事も出来て便利だった。ただ、クリック感が強いキーボードでした。
ダイヤルアップ接続、モデムからの「ピー・ギャー・ジー!」
この200LXは、モデムを家の固定電話に繋いで、通信を行う事も可能でした。当時ニフティーに加入して、掲示板?などを見ていたのを覚えています。その当時の通信スピードと言えば、2400bpsや9600bpsであり、今では考えられない遅さですが、テキストデータがメインだったので、どうにか使える事が出来ました。あ〜っ、懐かしい。
単3電池2本で駆動
もう手元に無いので記憶だけになりますが、単3電池2本しかも当時のニッカド電池を本体で充電も出来て、結構長い時間使用が出来た記憶他あります。
1999年、突然の生産終了の案内
お別れは、突然に来ました。生産終了の案内です。しかも、次期モデルの開発は行わないとの事。この事を聞いた時には、本当にショックを受けました。そこで、200LXをディープに使用していた愛好家の間で、独自に開発を行うとの記事があり、心の中で応援をしており、販売されたら購入しようと思っていましたが、実現されなかったと記憶しています。
今だったら、
電源を入れて、直ぐに使えるPCライクなツールと言えば、私が今使用しているipadになるのかなぁ。電源を入れれば直ぐに使えるし、表示はカラーで綺麗で、殆どPCと同じ事が出来てしまう。
どんどん便利になって行く未来には、何が出て来るのか楽しみだ。
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